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構造化プログラミング

なにげに大事な方法。
処理をサブルーチンに分けて「1つのカタマリ」として見る事で処理の大まかな流れを記述してしまえるあたりがよい。

大まかな流れと、実際の処理を行うサブルーチンは、先のオブジェクト指向で書いた「呼び出し元」と「各クラス」に言い換えることができる。
オブジェクト指向と構造化プログラミングは排他的な関係ではないのだ。

主な構造3つ「順次、分岐、繰返し」があるのが特徴だけれども、サブルーチン化する際の組み合わせはそんなにない。
「順次+分岐(エラー処理専用)」
「分岐(処理選択のみ)」
「繰返し(単機能の実装)」
「順次(単機能の実装)」
大方こんな感じに留めるように考慮すれば、不可解なプログラムコードを生み出す事はないだろう。たぶん。

世の中で見てきた小汚いソース。
それらの全てはサブルーチン化と縁遠いところに位置していた。
一つのルーチン内に順番に処理がかいてあるけれども、分岐があり、その中に繰返しがあり、終わったらまた分岐がありさらに分岐があり・・・とえらいことになっている。
(,,゚Д゚)<処理むちゃくちゃだっ

構造化は仕分け作業に似ていると思う。
このカタマリはこっち、このカタマリはこっちと機能を切り分け切り出しそれらを呼び出す「順次+分岐」とで構成されるようにする。
心がけだけでソースは綺麗になるでしょう。
綺麗さは保守性につながり、保守性はデスマーチ回避につながります。
概念をココロに刻んだらあとは慣れましょう。
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