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目的は即行開発

Copy&Pastで行う開発というと、どこかの似たようなソースをまるまるコピーしてきたものから行うことを想像されるかと思いますが。それは効率的ではないのです。
従来のようなコピペでは「1から作るよりマシ」程度の有効性であり、最高の技術者の生み出すコードを有効活用することには程遠いアプローチでしかありません。
クラスの分け方、メソッドの作り方、コードスタイルの統一、オブジェクトやメモリの解放などまで考慮したらどうでしょう。
ある処理の流れ、ある機能。
似たような処理や機能というものは規模の大きなプロジェクトであればあるほど多くなります。
そこを最高のソースを持って量産出来れば、プロジェクトが破綻することを予防することが可能になります。

ある機能を作成する手順をソースコードを持って示し、構成するパーツを予め作成したテスト済みのコードを持って使用できたら、万人が毎回1から作る必要などなくなります。
コピペのみで要求された機能を100%実現したプログラムを作成し続けることはまだ不可能です。
しかし、観点を持ち、手順を踏まえ、例えば機能を80%満たしたプログラムを用意することは可能です。
誰がやっても同じ80%からのスタート。

変更のポイントが決まっていれば勘違いも処理の作成漏れも少なくなるでしょう。

ソースコードを1から10まで作成していた「日」という時間。
これらを80%までもっていくのに「分」という時間しか必要でなければ即行開発が可能になります。

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